アメリカのゲリーさんから情報で1963年5月12日にプレミアからLudwigのオイスター
ブラックにドラムシティーがTV局で午後交換した後、下取りに出したプレミアのセットを当時オーストラリアのパースから旅行でロンドンに滞在していたジム シェリダンさんが
ドラムシティーで購入してオーストラリアに持ち帰り65年まで所持していた後、近所の
ドラム店に他のドラムと下取り交換したそうです。2枚の写真がオーストラリアに持ち帰ってバンドで叩いた時の写真と現在のジムさんの写真です。その後の行方は分かりませんが
オーストラリアの他のコレクターさんが現在持っているとの事です。
3枚目はリンゴが2014年にロスアンゼルスのグラミー博物館でリンゴ展を開催するために
ロンドンからアメリカにビートルズ時代のドラムを運んで開封した直後の
画像です。メイプルセットのラグの写真でわかるようにメッキが錆びた状態で保管状態が
悪かったのでゲリーさんがリンゴの許可をもらって当時の部品の状態の良い物に交換したそうです。また、63年のダウンビートに付属するスネアーは当時4インチX14インチのピッコロスネアーですが何故、5.5インチのジャズフェスティバルがダウンビートと一緒に納品されたかとの答えはリンゴがドラムシティーにブライアンエプスタインと購入交渉に行った時にプレミアの4インチの深さと同じだと音に厚みがないので4インチより深いスネアーにしてくれと頼んだそうです。また、1964年中期にスーパークラシック22/13/16のセットに交換する時にラディック社から出向でロンドンに駐在していたディック ショイさんが当時リンゴが大きなコンサートをするので大きい音の出るドラムが欲しいとの事で
このスーパークラシックともう一つ、特注で24/14/18の当時ではほとんど使用されていない大きいサイズのオイスターブラックをリンゴに見せて結局リンゴはスーパークラシックを
ゲットしたそうです。そこで気になるのがこの超大きなセットはその後どこに~~っと
考えてしまいますがドラムシティーの店頭で普通に販売されたそうです。
それが見つかれば世界で一台の特注巨大1964年製オイスターブラックですよね!!
見つかれが絶対買いたい
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