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リンゴVSピートベストのオイスターラップについて!!



リンゴがビートルズに入る前のドラマーピートベストのLUDWIGに少し関心を持ったので

調べたところ、ピートの物は1962年後半から63年前半のオイスターブルーのスパークラシックでサイズは22/16/13の物です。写真ではスネアーが当時このセットと一緒に販売されているブラスの物ですが63年末-64年初めごろにオイスターブルーのジャズフェスティバルを購入しているようです。自分自身、何故かこのピートのドラムとリンゴのドラムの入手時期が気になり調べたらリンゴよりピートが少し早めにラディックのオイスターブルーを

入手しています。25年前のアメリカのドラム雑誌ノットモダンドラマーでドラムシティーのアビター氏がリンゴとブライアンがお店に訪問し新しいドラムを探している事で商談している際にリンゴがアビター氏の机の上にあったLudwig社から頂いたドラムの色見本を見るなり欲しいものが決まっていたかのようにオイスターブラックを選んだと英文で書かれてます。その時アビター氏はリンゴがプレミア社のドラムを使用していることからてっきりプレミアのドラムを新しく買い替えだと思ったそうです。また、プレミア社のセールスマンも事前に情報を察知してアビター氏にリンゴにプレミアのドラム進めるように連絡を入れていたそうですが、リンゴは違う方向に気持ちがあったって受け止めれます。

アビター氏はこのラップの見本はプレミアのドラムには取り付けできませんと言うと

リンゴはきっぱりプレミアでなくても良いですオイスターブラックがほしいと一言だったそうです。これを考えるとピートのオイスターブルーをみて欲しいドラムが事前にリンゴの

頭にあったものだと思います。この時代独特のストーリーでしょうか?この年アメリカでは

連邦法の改正でどの分野の製造業、全てシリアルナンバー、製造日等を明確に商品に取り付ける法案が可決した年でラディック社も1963年9-10月から製造番号をスタートさせてます

ジョンのBIGSBY B5のアームも61年8月にジョンが取り付けてますが2年遅れて購入していればイギリス製のビグスビーの生産が始まっているのでイギリス製が取り付けられたのかもしれません。ビートルズ楽器どれもタイミングが少しずれるとデザインが変わっているって不思議なぐらいタイミングの壁にぶち当たります。

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