東京のA様がアメリカで販売されている1958年製Rickenbacker325シリアル番号
V86が無事日本に到着したと連絡があり写真を送ってくださいました。。
C58とは色々と違うものがあり特に音色は全然違うとです。やはり本物のビンテージの
音色には勝てませんね!この325についてですがこの近年ネットで色々とアップされていますので経過を整理してお伝えしたいと思います。。
元々はシリアル番号V81がジョンに行き渡りましたがFホールのないソリッドの325は
V81-86までの6本のみです。あた、この前後のV80はジャーマンカーブのボディー、V87は325であってもロングボディーで制作されています。このあたりの生産されたものは
全てプロートタイプ(試作品)です。シリアル番号V90以降の325はFホール付きで
生産されマテリアル等確定されたデザインで生産されてますのでジョンの325を含め
世界で6本のみが同じスペックで生産されてますがボディーの裏板が合板(3枚板)
の物はV81とV86のみの2本だけです。V84のギター情報は行方不明で情報がないので
現時点でジョンの325の双子はV86です。他の物はソリッドの一枚板です。。
また、この6本はプロートタイプなので出荷前までには色々を追加、改造をされて
販売されました。なぜかジョンの物だけはコントロールのノブが4個後で付けられて
リッケンから出荷されてますが他の5本は2ノブで出荷されてます。また、Cシリーズの
325のボディーの方は下にある325のジャンクの物から型を採用したとの事です
それがシリアル番号V90です。当時日本のWithの大金さんがリッケンのCプロジェクトに参加した際ジョンの325は合板と報告していたのがあってますが当時
1人325のV83を所有していたアメリカ人のジョンウイリアム氏が
ソリッド裏板が当時唯一参考になる資料だったのでCシーリズはソリッドの
板で採用されたと推測いたします。。当時、このような資料が整理されてあれば
Cシリーズの325も少しジョンに近づけたのですが(涙)でも、この325
の入手お手伝いできたことが何よりで日本に1本あると言うのが
何よりうれしいです。ドラムと楽器パーツ中心に販売しておりますが日本の市場だけでは
手に入りにくい楽器がありますので気になった商品が海外にある場合はご連絡ください。。
相談の上、個人輸入手配いたします。
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